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防災検定の想い

​「もしも」よりも「いつも」
「連携」よりも「ともに」
「ルール規則」よりも「柔軟臨機応変」


南海トラフ地震・首都直下型地震による津波・火災や自然災害・土砂災害など
大切な命、大切な人の命を守るため
学校と地域、行政と住民が「平時」から「有事」に備える


「終わりではなく、これからが始まり」
「教訓にはならなかった、と言わせない」
「過去は変えることができない、けれども、未来は変えられる」

関わるみなさんの想いが集まり「ひまわり防災検定」のスタートとなりました。


大切な命を守る防災減災の意識と教訓が
後世に語り継がれ、日本中に広がって欲しい、という願いが込められています。

みんなひとりひとりがひまわり防災検定を通じて大切な人を大切な次世代を守りましょう。

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​原点

2011.3.11

東日本大震災発生

​2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒、突然日本を襲ったマグニチュード9.0、最大震度7の大地震。この東北地方太平洋沖地震で、全国の中でも岩手県、宮城県、福島県は津波に襲われ大きな被害が出ました。

 

福島県双葉町・大熊町の東京電力福島第一原子力発電所では、外部電源と非常用電源を喪失して冷却不能となった原子炉3基が相次いで水素爆発した前代未聞の原子力災害で、放射性物質が大気中に大量放出されることとなりました。

福島県全域が受けた被害は著しく、特に風評被害によって農林水産業や観光業はじめあらゆる業界が大打撃を受け、多くの福島県民の収入源がなくなるとともに避難が余儀なくされました。

​福島のためにできることはないかと立ち上がったのが、震災前から福島を盛り上げるべく活動していたチームふくしまでした。

▼ 震災当時 避難所での「一杯の豚汁」エピソード

▼ 東日本大震災ドキュメンタリー動画

15歳、福島で何を考える~輝く未来は僕の手に~

​福島と全国をひまわりで繋ぐ

福島ひまわり里親プロジェクト

開始

東日本大震災発生の影響により仕事が激減してしまった福祉作業所の雇用を創出し、風評被害の影響を受けた福島の観光を盛り上げようと、NPO法人チームふくしまは一つのプロジェクトを立ち上げました。

それは「福島ひまわり里親プロジェクト」。

福島県二本松市にある福祉作業所・和(なごみ)さんが種のパック詰め等を行い、全国の"里親"となって育ててくださる方に購入していただき、ひまわりの種が送られます。

全国の"里親さん"が育ててくださったひまわりは全国で花を咲かせ、採れた種は再び福島県の和さんに送られます。

全国から届いた種が、福島県内で「復興のシンボル」として咲くことによって、福祉雇用防災教育観光促進に繋がり、日本全国と福島の『絆』を深めるプロジェクトです。

震災からの復興、全国の皆さんとの絆、そして福島の未来。遠い場所にいても誰もが参加できる活動。

2011年5月から始まったこのプロジェクトを通して、累計全国60万人・6000校以上の方々に福島を応援していただきました。

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次なるステップ
    ⇒⇒⇒ ひまわり防災検定

日本で生きる上で災害を全く経験しないことはできません。

また、2024年元旦に発生した能登半島地震からも分かるように、その時は突然やってきます。

今、2011年の福島と同じことが起きたとしたら、同じ被害を防げるでしょうか。

南海トラフ地震、首都直下型地震が起こると予測されている中で備えを万全にしなければなりません。震災の記憶を、被災していない全国の人々や震災を知らない次世代の子どもたちに伝えなければなりません。

救える命を救うために、自分で自分自身や大切な人の命を守るために。

これから起こるかもしれない、防げたはずの3.11と同じ苦しみ、悲しみを繰り返さないために。

命より大事なことは次の世代への希望、伝承伝達です。

震災の記憶の風化対策が叫ばれている今だからこそ、福島の被災の経験を全国や次世代へ繋ぎ、いつでもどこでも災害が起こりうることを再認識し、危機管理や防災・減災へ向けた正しい知識を共有する取り組みが必要になってきました。 

震災を身近に思い、他人事ではなく自分事として捉えることで、当時被災地の人々はどんな思いだったのか、今同じことが起きたらどうなるのか一緒に考えましょう。生活基盤がなくなったとしても教育・体験・経験は残ります。大切な人の笑顔とふるさとを守るためにできることがあります。

福島から学び、みんなで命を守り合う、思いやりであふれた日本を共に創っていきませんか。

​NPO法人チームふくしまの取り組み
福島を同情の街から憧れの街に
お互いさまの街ふくしま
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